
「転職したいけど、何から始めればいいのかわからない…」というエンジニアの方、けっこう多いんです。特に初めての転職だと、全体の流れが見えなくて不安になりますよね。
エンジニアの転職活動は、大きく5つのフェーズに分かれます。全体で平均2〜3ヶ月。やるべきことを整理して計画的に進めれば、働きながらでも十分に成功できますよ。
この記事では、転職活動のやることを時系列に沿ったチェックリスト形式でまとめました。上から順に進めていけば、迷わず転職活動を完了できますよ。
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全体の流れ:5つのフェーズと所要期間
まず転職活動の全体像を把握しましょう。この全体像が見えているかどうかで安心感が全然違うんですよね。各フェーズの目安期間はこちらです。
- 準備フェーズ(1〜2週間):自己分析・情報収集
- 書類作成フェーズ(1〜2週間):履歴書・職務経歴書・ポートフォリオ
- 応募・選考フェーズ(3〜6週間):求人応募・書類選考・面接
- 内定・交渉フェーズ(1〜2週間):条件交渉・意思決定
- 退職・入社準備フェーズ(1〜2ヶ月):退職手続き・引き継ぎ
トータルで約2〜3ヶ月が一般的です。ただし、じっくり企業を選びたい場合は4〜6ヶ月かかることもあります。焦る必要はありませんが、ダラダラ長引かせるとモチベーションが下がるので、期限を決めて動くのがおすすめです。
フェーズ1:準備(1〜2週間)のやることリスト
いきなり求人を探し始める人が多いんですが、まずは土台づくりが大事なんですよね。ここを丁寧にやるかどうかで、その後の転職活動の質が大きく変わります。
経済産業省のIT人材需給調査でも示されているように、IT人材の不足は今後さらに深刻化すると予測されています。
やること1:転職の目的を明確にする
「なぜ転職するのか?」を自分の中で言語化しましょう。年収アップ、技術的な成長、働き方の改善、人間関係——理由は何でもいいですが、優先順位をつけることが重要です。すべてが100点満点の会社は存在しないので、「絶対に譲れない条件」と「あったら嬉しい条件」を分けておきます。
やること2:スキルの棚卸し
これまでの業務経験を振り返り、使ってきた技術と経験を書き出します。
- プログラミング言語とフレームワーク(年数・レベル)
- インフラ・クラウド(AWS、GCP、Azureなど)
- 開発手法(アジャイル、スクラムなど)
- チーム規模やマネジメント経験
- 印象に残ったプロジェクトとその成果(数字で表現できると強い)
やること3:転職市場のリサーチ
自分のスキルセットだとどのくらいの年収が狙えるのか、どんな求人があるのかを把握します。転職サイトで求人を眺めるだけでもかなり参考になりますよ。2026年現在、Webエンジニア(経験3年以上)の平均提示年収は約550〜650万円です。
dodaの平均年収ランキングによると、ITエンジニアの年収は他職種と比較しても高い水準にあります。
やること4:転職エージェントに登録する
エージェントは2〜3社に登録するのがベストなんですよね。1社だけだと求人の偏りが出ますし、エージェントとの相性もあります。IT特化型のエージェントを優先的に選びましょう。登録後、初回面談で希望条件を伝えます。
フェーズ2:書類作成(1〜2週間)のやることリスト
やること5:履歴書を作成する
エンジニアの履歴書はシンプルでOK。基本情報、学歴・職歴、保有資格を正確に記載しましょう。手書きは不要で、PCで作成したもので問題ありません。
やること6:職務経歴書(スキルシート)を作成する
エンジニアの転職で最も重要な書類がこれなんですよね。以下の構成が一般的です。
- 職務要約(3〜5行で経歴のハイライト)
- 技術スキル一覧(言語、FW、DB、クラウド、ツールなど)
- 職務経歴の詳細(プロジェクトごとに、期間・チーム規模・役割・使用技術・成果を記載)
- 自己PR(2〜3段落で強みと転職先でどう貢献できるかを伝える)
ポイントは「何をやったか」だけでなく「どんな成果を出したか」を数字で示すこと。「レスポンスタイムを40%改善」「リリースサイクルを月1回から週1回に短縮」のように書けると説得力が上がりますよ。
やること7:ポートフォリオ・GitHubを整備する
特にWeb系の転職では、GitHubやポートフォリオサイトが見られることが多いです。GitHub上で公開できるコードを整理し、READMEをしっかり書いておきましょう。業務で使えるコードがない場合は、個人プロダクトを1つ作っておくと有効です。
フェーズ3:応募・選考(3〜6週間)のやることリスト
やること8:応募企業をリストアップする
転職サイトやエージェントの紹介から、気になる企業を10〜20社リストアップしましょう。最初から絞りすぎないのがコツなんですよね。書類選考の通過率は平均30〜40%程度なので、ある程度の数を出しておく必要があります。
やること9:書類を応募する
リストアップした企業に書類を送ります。一気に10社出すのではなく、まず3〜5社に出して反応を見る → 書類をブラッシュアップ → 残りに出すという段階的なアプローチがおすすめです。
やること10:コーディングテスト対策
2026年のエンジニア転職では、約60%の企業が何らかのコーディングテストを実施しています。LeetCodeやAtCoderで基本的なアルゴリズム問題を解いておきましょう。特に頻出なのは配列操作、文字列処理、ハッシュマップ、探索系の問題です。
やること11:面接対策
エンジニアの面接は大きく3パターンあります。
- 技術面接:過去の経験やシステム設計について深掘りされる
- カルチャーフィット面接:チームへの適合性や価値観を見る
- ライブコーディング:面接官の前でコードを書く
それぞれ準備のポイントが異なるので、応募企業の面接形式を事前にリサーチしておきましょう。口コミサイトや転職エージェントから情報を得られますよ。
やること12:面接を受ける
面接は1社あたり2〜3回が一般的。1次(技術面接)→ 2次(マネージャー面接)→ 最終(役員面接)という流れが多いです。面接後は必ず振り返りをして、次の面接に活かしましょう。

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フェーズ4:内定・交渉(1〜2週間)のやることリスト
やること13:オファー内容を精査する
内定が出たら、オファーレター(労働条件通知書)の内容を細かく確認します。チェックすべきポイントは以下です。
- 年収(基本給、賞与、各種手当の内訳)
- 勤務形態(リモート可否、フレックスの有無)
- 試用期間の条件(期間、待遇の違い)
- 入社日の調整可否
やること14:年収交渉をする
提示された年収に納得がいかない場合、交渉は全然OKなんですよね。エンジニア転職では年収交渉は一般的で、交渉によって50〜100万円アップするケースも珍しくありません。根拠として「他社のオファー額」「現年収からの希望上昇幅」「市場相場」を提示すると交渉が進みやすいですよ。
やること15:内定を承諾・辞退する
複数の内定がある場合は、フェーズ1で決めた「転職の目的」と照らし合わせて判断します。内定の回答期限は通常1〜2週間。期限の延長をお願いすることも可能ですが、あまり長く引っ張ると印象が悪くなるので注意しましょう。
フェーズ5:退職・入社準備(1〜2ヶ月)のやることリスト
やること16:退職の意思を上司に伝える
内定を承諾したら、直属の上司に退職の意思を伝えます。法律上は2週間前の申告でOKですが、引き継ぎを考えると1〜2ヶ月前に伝えるのがマナーです。就業規則で退職届の提出期限が定められている場合はそれに従いましょう。
やること17:引き継ぎ資料を作成する
担当業務の引き継ぎ資料を作成し、後任者に引き渡します。ドキュメントとして残しておくと、退職後に問い合わせが来るリスクも減らせるんですよね。
やること18:退職手続きを完了する
以下の手続きを確認しましょう。
- 退職届の提出
- 会社の備品(PC、入館証、保険証など)の返却
- 源泉徴収票の受け取り
- 雇用保険被保険者証の受け取り
- 年金手帳の確認
やること19:入社準備をする
転職先から求められる書類を準備し、入社日に備えます。新しい環境で使う技術のキャッチアップをこの期間にやっておくと、入社後のスタートがスムーズですよ。
よくある質問(FAQ)
Q. 働きながらの転職活動は体力的にきつくないですか?
A. 楽ではありませんが、面接はオンラインが主流になっているため、以前より負担は軽くなっています。平日の昼休みや業後にオンライン面接を設定し、週末に書類作成や企業研究をするパターンが一般的ですよ。
Q. 何社くらい応募すればいい?
A. 10〜20社が目安です。書類通過率30〜40%、面接通過率50%程度として逆算すると、最終的に1〜3社の内定を得るのに10〜20社の応募が必要になりますよ。
Q. 転職エージェントは使うべき?
A. 使うべきなんですよね。特に初めての転職では、書類の添削、面接対策、年収交渉のサポートが非常に役立ちます。ただしエージェント任せにせず、自分でも転職サイトで直接応募すると選択肢が広がりますよ。
Q. 転職活動していることは同僚に言わない方がいい?
A. 基本的には言わない方が無難です。噂が広まると上司に伝わり、関係が悪化する可能性があります。退職が正式に決まってから伝えましょう。
Q. 現職でプロジェクトの途中ですが転職活動を始めてもいい?
A. 問題ありません。プロジェクトの区切りを待っていると、いつまでも動き出せません。転職が決まった段階で適切に引き継ぎをすれば、社会人として失礼にはなりませんよ。
Q. 転職活動の期限はどのくらいに設定すべき?
A. 3ヶ月を目安にするのがおすすめです。短すぎると焦りますし、長すぎるとダラけます。3ヶ月で決まらない場合は、一度立ち止まって書類や面接の改善点を見直しましょう。
まとめ:19項目のチェックリストで迷わず転職を成功させよう
エンジニアの転職活動は、やるべきことを整理すれば決して難しくありません。全体の流れを最終おさらいしましょう。
- 準備(1〜2週間):目的の明確化、スキル棚卸し、市場リサーチ、エージェント登録
- 書類作成(1〜2週間):履歴書、職務経歴書、ポートフォリオ整備
- 応募・選考(3〜6週間):企業リストアップ、応募、コーディングテスト・面接対策、面接
- 内定・交渉(1〜2週間):オファー精査、年収交渉、内定承諾
- 退職・入社準備(1〜2ヶ月):退職申告、引き継ぎ、入社準備

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